夏の逆転結露のリスクと住宅寿命
コラム
セルロースファイバーの最大のメリットは、調湿する断熱材ということです。
他の断熱材とは比べ物にならないほど、調湿性能に優れています。
夏場に高温多湿になる日本において、木造の建物には調湿機能は絶対に欠かせないものであり、最近の高断熱高気密住宅においても、調湿する断熱材を使わなければ、大きなリスクとなります。
調湿しない断熱材を使用した場合、冷房期に壁の内部で起こる結露(逆転結露)に対処できず、大量のカビが発生し、柱等を腐らせてしまう恐れがあります。
セルロースファイバーは、40坪程度の建物の壁と屋根(天井)に施工した場合、1500kg程の材料を使用します。この場合 最大で225Lの水蒸気を含んでも、断熱性能を損なうことなく排出することができます。そのため夏の高温多湿な状況でも十分に対応する事が可能です。
アメリカなどの住宅先進国では、数十年前から主たる断熱材の一つとなり、その住宅寿命の長さや防火などの安全性から、セルロースファイバーが断熱材のシェアを誇っています。
日本でも昔の家は長持ちしたように、木に負担をかけないセルロースファイバーは、土壁や塗り壁にとってかわり、住宅の寿命に大きく貢献します。
性能比較実験のページ や 性能データのページ には、調湿性能実験の情報も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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